SWINGIN' SOFTLY - JOS VAN BEEST TRIO
SWINGIN' SOFTLY - JOS VAN BEEST TRIO
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完売
SWINGIN’ SOFTLY
ヨス・ヴァン・ビースト・トリオ
Release Date : 03/10/2004
Product Number : AS036
Recording : 2003
Format : CD
FEATURED ARTISTS
Jos van Beest : piano
Evert J. Woud : bass
Rolf Breemer : drums
TRACKLIST
SWINGIN’ SOFTLY
ヨス・ヴァン・ビースト・トリオ
Release Date : 03/10/2004
Product Number : AS036
Recording : 2003
Format : CD
酔うために、聴け。ピアノ・トリオが醸成する芳醇なワイン。ヨス・ヴァン・ビーストがあなたに届ける極上のバラード・アルバム!ムーディーと言える彼のピアノは、いつも感傷に溢れ、甘い追想に彩られている。
ヨス・ヴァン・ビーストはスタジオに置かれたスタインウエイの前に座り、大喜びしたという。「ほら、全然響きが違うだろ?」。ビーストの音楽性を如実に語るエピソードではないだろうか?一方、彼ほど「サワノ的」なものを表現するアーティストもいないような気がする。シャフラノフもレーベルの顔ではあるが、彼の演奏はサワノ以前にも評価されていた。このビーストはサワノならでは世に出た、と言っても過言ではないだろう。
親しみやすくはあるけれど、その個性があまりに強烈だからだ。グルーヴィーと言うよりはムーディーと言いたい彼のピアノは、音符を絵の具に、鍵盤を絵筆として描かれた心の風景画のようなものだ。それはいつも感傷に溢れているし、甘い追想に彩られている。ジャズ・ピアノにスリルやテンションだけを求めるなら、彼の作品を無視することはたやすい。しかし、恋人との時間や夜のしじまの友として求められてきたのもまたジャズ・ピアノではなかったか。
ビーストの指先は綱渡りの危うさと細心さで、自ら信じた「ジャズ」を表現しつくしている、と思う。それはアルバムタイトルが示すようにゆるやかなスウィング。魔術にも似た・のイントロだけでそれは感じ取ることができるはずだ。その「ゆらぎ」に身をまかせれば、そこには貴腐ワインがもたらすようなやわらかな酩酊が待っているだろう。ジス・イズ・サワノ。言い訳はいらない。酔うために聴く。これはそういう音楽なのだ。
FEATURED ARTISTS
Jos van Beest : piano
Evert J. Woud : bass
Rolf Breemer : drums
TRACKLIST