PARHELIE - KAPSA REININGER FLEAU
PARHELIE - KAPSA REININGER FLEAU
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PARHELIE
カプサ・レイニンガー・フロウ
Release Date : 03/25/2011
Product Number : MEL666010
Recording : 2010
Format : CD
FEATURED ARTISTS
Jean Kapsa : piano
Antoine Reininger : bass
Maxime Fleau : drums
TRACKLIST
PARHELIE
カプサ・レイニンガー・フロウ
Release Date : 03/25/2011
Product Number : MEL666010
Recording : 2010
Format : CD
眩しい光、浮遊する氷の粒子……その反射とグラデーションが形作る美しい幻。尽きせぬ余韻が、胸をそっと、撫でてゆく。
ピアノトリオでよく言われる美辞麗句など、このカプサ・レイニンガー・フロウの魅力にはあてはまらない。メロディアスやグルーヴに重きを置くわけでもない。優しいけど甘すぎず、奇天烈尖ってもいない。ピアニストのジャン・カプサの流麗さの中に憂いを秘めたピアノに絡むベーシストのアントワーヌ・レイニンガーの心にイメージを喚起させるフレーズなど、3人の演奏は目まぐるしく展開されるものの全体の統一感が損なわれることはなく、ブレがない。絶妙なバランス感覚はスリリングとリラックスをよい塩梅で同居させている。
曲はオールトラック3人のオリジナルで、カプサが半分以上の6曲を占め、レイニンガーが3曲、残り1曲をドラムスのマキシン・フロウの手からなる。印象の残り具合もこの割合か。「Gradiva」ではカプサのピアノがベースの奏でる旋律にかぶさり、ユニゾンになることで醸し出される、こそばゆい浮遊感が心地よい。つづく「La visite」はベースとドラムスがおしゃべりしているように聴こえるが、モールス信号、あるいは時計のチクタク音やアラーム音といったピアノの擬音が、人の心の変化を表しているかのようにシリアス。
最後に、磨りガラス越し人影のジャケットデザイン、PCやデジタルオーディオプレイヤーのディスプレーに表示されたときにこそ威力を発揮する。すごく映えるのだ。プロデューサーのエドゥアール・フェルレは、これからの音楽聴取スタイルまでも見据えている。
FEATURED ARTISTS
Jean Kapsa : piano
Antoine Reininger : bass
Maxime Fleau : drums
TRACKLIST