ESTONIAN WIND - TONU NAISSOO TRIO
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ESTONIAN WIND
トヌー・ナイソー・トリオ
Release Date : 12/21/2007
Product Number : AS072
Recording : 2007
Format : CD
FEATURED ARTISTS
Tõnu Naissoo : piano
Taavo Remmel : bass
Ahto Abner : drums
TRACKLIST
トヌー・ナイソー・トリオ
Release Date : 12/21/2007
Product Number : AS072
Recording : 2007
Format : CD
ピアノ・トリオの快感に酔え!サワノの新たなエース、トヌー・ナイソーが贈る特級品!全編にわたってジャズ・ピアノを聴く歓びに満たされます。
ASナンバー第二世代、と勝手に呼んでいるピアニストたちがいる。世代、という言い方だと、年齢的にも一団になりそうなので語弊があるけれど、ここへ来てサワノを支える新しいグループができてきた、ということだ。
第一世代も当然いる。ウラジミール・シャフラノフ、ヨス・ヴァン・ビースト、ジョー・チンダモといった面々だ。では第二はというと、セルジュ・デラートであり、ロバート・ラカトシュであり、このアルバムの主人公であるトヌー・ナイソー。シャフラノフたちはサワノのレーベルカラー、「親しみやすくクォリティが高い」を確立してくれた功労者だ。ではそれに続く者たちはと言うと、それを深め、広げ、細やかにしてくれていると言えそうだ。中でも、エストニアという辺境から登場したナイソー、一作目からそのスウィング感はずば抜けていたが、前作で一気に認知されるところとなった。キライな言葉だが、あえて使えばブレイクした、というやつだ。
満を持しての新作。これは凄い!ともあれ一曲目だ。バカラック・ナンバーでも屈指の人気曲「小さな願い」だが、軽快なビートを刻むドラムスに導かれての演奏は、彼独特の息の長いラインを描くソロも素晴らしく、本当に快感だ。ずばり、ピアノ・トリオ・ヴァージョンの代表的演奏になるだろう。DJ諸氏もチェックされたし。もうこれだけで「買い」に決まり!もちろんそれだけではない。続く二曲目はF・ハバードのオリジナルとして最も有名なワルツだが、何ともチャーミングに仕上げてある。そのあともボサありバラードありスウィンガーあり……捨て曲なし。ありがとう、トヌー。文句なしの傑作誕生だ。
FEATURED ARTISTS
Tõnu Naissoo : piano
Taavo Remmel : bass
Ahto Abner : drums
TRACKLIST